肌年齢のポイント

恐怖! 肌トラブルを引き起こす「角質肥厚」の原因と対策 ニキビをはじめ毛穴のつまり、シワ、たるみなど、お肌のトラブルはいろいろありますね。 こうした肌のトラブルの大きな原因の一つに「角質肥厚」が考えられます。 角質肥厚とは、その名称通り角質が厚く肥えてしまった状態のこと。 角質が厚くなってしまっているので、肌がごわついたりくすんだりします。 また、スキンケアしても保湿成分などが肌に浸透しにくくなってしまうのです。 角質肥厚の原因は? 私たちの肌は、普通約1ヵ月サイクルで新しい肌に生まれ変わり続けています。 このサイクルを肌の「ターンオーバー」と呼びます。 しかし、ストレスや生活習慣、紫外線によるダメージなどによってターンオーバーが乱れると、本来はがれ落ちていくはずの古い角質が肌表面にどんどん溜まってしまいます。 これが角質肥厚が起こる原因です。 角質肥厚にならないためには 角質肥厚は、ニキビやシワ、たるみなどさまざまな肌トラブルの原因となります。 日ごろからスキンケアや生活習慣に気を配って、角質肥厚にならないように対策することが大切です。 毛穴の汚れを落とそうとしてゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりすると、肌が乾燥しやすくなり、ターンオーバーを乱す原因になります。 刺激の少ないタイプの洗顔料をキメ細かく泡だて、丁寧に洗顔するよう心がけましょう。 ピーリングや毛穴パックなどは肌を傷つけることがあるので、 週に一度肌に刺激のない保湿成分配合の泥パックで古い角質を落とすようにすると良いでしょう。 睡眠不足や食生活の偏りもターンオーバー周期を乱して角質肥厚の原因に。 栄養バランスのとれた食事や良質な睡眠を心がけたいですね。 また、紫外線対策は夏だけでなく一年中行うことが大切です。 角質肥厚になってしまったら いつもより肌がかたく、「角質肥厚かも?」と思ったら、角質層を潤わせるのに欠かせない天然保湿因子やセラミドに近い成分が含まれた化粧水や保湿液を使ってたっぷり保湿をしましょう。 コットンに含ませてパックをするのもいいですね。 放っておくとどんどん肌がたるんできたりシワが増えてしまいかねないので、早めに対策を行うようにしましょう。