いつの間にか出来てる。

首の周りに、小さい肌色のぶつぶつができて、だんだん増えてくる……。 このような首のイボは、男性より女性に多く、年齢とともに増える傾向にあるそうです。 「恥ずかしくて首元があいた服が着られない」など、おしゃれや美容面での悩みも出てきますよね。 そこで今回は、見た目にも気になる「イボ」に注目しました。 首のイボの大部分は『アクロコルドン』か『スキンタッグ』 まず、イボには大きさや形状によって、いくつかの種類があります。 「首やワキの下、デコルテやビキニラインなど、皮膚のやわらかい場所に小さい肌色のぶつぶつができて、だんだん増えてくる。 このようなイボは、『アクロコルドン』と呼ばれる平べったいイボか、皮膚から飛び出している『スキンタッグ』のケースが多いですね」(皮膚科医・工藤清加さん) こうしたイボができる原因ははっきりしていませんが、皮膚の老化に加えて、紫外線や摩擦などの刺激、皮膚の乾燥やターンオーバーの乱れも関係すると言われています。 自己流で、ハサミを使ってイボを切除してもよい? 「病院では、減菌した医療用のハサミを使っています。家庭用のハサミで皮膚を傷つけると、そこから感染することもあります。自己流で切除しようとするのはやめたほうがいいですね」